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労働問題

2011年6月 6日 月曜日

サマータイムと在宅勤務を併用 ~KDDI~

夏の節電対策を発表する企業が増えてきました。

昨日の日経新聞に記載されていたKDDIの取り組みをご覧になった方も多いと思います。KDDIは今夏の電力不足に向けた節電対策として、早朝から半日は職場で働き、午後は在宅勤務とする独自のサマータイム制を導入します。


導入期間は6月27日~9月30日まで。東京都千代田区の本社ビルでは電力使用量を昨夏のピーク時より4割程度削減できる見込みです。

具体的には、次の施策が中心となります。

1) 午前9時の始業時間を1~2時間早め、「午前7時から正午」と
   「午前8時から午後1時」の2通りの勤務を設け、
   午後は2時間半の在宅勤務にする。

2) 打ち合わせなどが多い職場には午前に出社して午後は在宅勤務、
   研究や企画部門などには終日の在宅勤務を勧める。

3)  在宅勤務は業務分野で向き・不向きがあるため、一部の職場では
   通常勤務を続けるが、気温が高く空調使用が増えがちな午後は、
      本社ビルでは約400人いる従業員の4割が実施する見通し。 
   国内約1万2千人の社員のうち、4割が午後は在宅勤務を実施。

4)  7~9月に5日間取得できる夏季休暇もフロア単位などで一斉取得し、
   照明や空調などの使用を控える。必ずしも休暇を併せられないケース
   が出てくるため、出勤する場合は稼働フロアで作業スペースを融通するなどで対処する。



在宅勤務の対象者をこれだけ拡大し、それをスムーズに進めていくためには仕事の進捗の確認や連絡事項の伝達を午前中にできる限り済ませ、午後は自宅で企画書や報告書作成に作業に専念することが必要です。

つまり今まで以上に仕事の優先順位、期限や重要性をお互いに把握し、限られた時間に情報を共有するための密度の濃いコミュニケーションが職場で不可欠になります。

また、法定時間外労働を超える勤務がどうしても必要な場合の申請方法や在宅での仕事をどのように評価するか、課題が具体的に見えてくるでしょう。

実施してみると、在宅勤務でも生産性を上げられる社員(または職務)、やはり職場で仕事をする方が効率が上がる社員(または職務)、ワークライフバランスが取れて良いという社員、在宅勤務は家族に対して気兼ねしてしまうという社員さまざまなケースが出てくると思います。 

今回の節電対策による在宅勤務などの労働時間制の在り方をとおして確実に見えてくると思われることは、

1.今まで以上に仕事の困難度・複雑度に着目した評価が求められ、管理職の評価の在り方が問われる
2.顧客へのサービスを向上させながら環境にやさしく限りある資源を有効に活用できる働きかた
3.どういう働き方が企業の収益力を高めながら、社員とその家族の満足度を上げられるのか
4.残業ありきの働きかたから、所定労働時間内かつ省資源でどこまで生産性を上げられるか

ということではないでしょうか?

これは日本に限ったことではありません。まさにこれからの社会の試金石になると言えるでしょう。

株式会社マーシャル・コンサルティングでは、弊社を初め数多くの企業様の在宅勤務への移行のお手伝いをしてまいりました。在宅勤務へのノウハウやお困り事がございましたら是非ご相談ください。ウェブサイトのワークライフバランスのページも是非ご一読ください。

投稿者 株式会社マーシャル・コンサルティング

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