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人事労務管理

2011年7月15日 金曜日

外資系企業のエクスパッツ(Expats)の社会保障について

今日は外資系企業でよく見受けられるエクスパッツ(Expats)という待遇の社員についてお話しします。

ExpatsとはExpatriate Staffの略称で、海外に本社や本店のある
日本の支社や支店にもともと雇用された社員が、グループ内の転勤により
日本に派遣されている社員のことをいいます。

これに対して、国内で現地採用された従業員は国籍にかかわらず
ローカルスタッフという扱いになります。

今日はまず、社会保険の加入についてご説明します。

社会保障制度は、原則として属地主義、つまりその国の法律に準じるという
属地主義の考え方を採用しています。すると、エクスパッツの場合には
本国(外資系企業では本社・本店のある国を一般的にこのように呼びます)で
社会保険に加入し、本国の制度を継続したまま日本に転勤します。
そのため、原則としては二国間で二重に保険加入しなければなりません。

一般的な任期は2年から5年以内が多いので、保険料の二重払いや
加入しても年金の受給要件を満たさないために、掛け捨てといった問題が
発生します。

各国との間に社会保障協定が締結されていますが
協定の締結国から日本にエクスパッツが派遣される場合、派遣期間が5年以内で
短期であり、派遣される前に本国で保険に加入していることを証明する
適用証明書を発行されれば、日本で二重に加入する必要はありません。

ただし、締結国によっては年金のみ、医療保険と年金のみ、労災・雇用保険・医療
保険・年金すべてに協定が締結されている場合に分かれますので、必ずどの保険
までが協定の対象となるか確認する必要があります。




(各国との協定締結状況はこちら ⇒ http://www.sia.go.jp/seido/old-kyotei/kyotei02.htm)




関連ブログ:

 * 中国で働く社員にも保険加入? 
http://blog.goo.ne.jp/admin/editentry?eid=fef9fece613753543b1e90d4cab7d749

 *朗報です。インドやブラジルにも年金協定
http://blog.goo.ne.jp/admin/editentry?eid=39decd24fca0c3ef3b8e59b282eb469f

投稿者 株式会社マーシャル・コンサルティング

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