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ビジネス最前線

2011年9月 8日 木曜日

ユニクロ さらなるグローバル展開に向けて人材育成へ

カジュアル衣料品店「ユニクロ」を運営するファーストリテイリングは9月から、
就業時間を現在より2時間前倒しし、午前7時~午後4時とします。
仕事を終える時刻を早め、そのあとの時間は社員に語学やビジネス上の
知識を学ぶ時間に充ててもらうそうです。
世界展開を進める上で必要な人材の育成につなげます。

http://www.uniqlo.com/jp/


東京本部(東京・港)などで働く社員約2000人が原則対象となります。

今夏の電力不足でサマータイムを導入し一時的に就業時間を早めた例はありますが、就業規則を改めて恒常的に午前7時から仕事を始める企業は珍しいケースです。ただし、店舗で働く社員は営業時間が店舗ごと定められているので対象外となります。

同社は来春から社内での公用語を英語にします。これに伴い、就業時間外に英語をインターネットで学び、一定の成績を上げれば授業料を全額補助する制度も導入します。
柳井正会長兼社長は
「語学だけでなく、本や新聞を読んで知識を得ない限り、良いビジネスマンにはなれない」と就業時間に帰る理由を説明します。

ご存じの方も多いと思いますが、韓国企業のサムスンも1993年7月に七・四制といって午前7時始業、午後4時終業の制度を導入しています。
業務効率を高め、従業員に終業後の自己啓発や健康管理、特に語学研修を奨めたことは有名です。これによって従業員の能力の飛躍的な向上に結び付き

   外国語資格取得者: 1万4200人から3万500人(倍増)
   情報関連資格取得者: 1900人から3万5000人(18倍)

社員の意識改革が進み、生産性が向上。 一流ブランドに成長させる原動力となったそうです。

ユニクロがこの制度を参考にして、導入を検討したかは定かではありませんが、加速化するグローバル化に向けて社員の能力を向上させることが急務だったと思います。

現在ユニクロの店舗数は現在、国内の約840店に対し、海外は約180店。10月21日にはニューヨークに世界最大級の店舗をオープンします。

「今後の成長の舞台は日本よりも海外」(柳井会長)として、世界のカジュアル衣料ブランドと戦っていく方針を打ち出しています。今後はアジアを中心に積極出店を進めユニクロ事業の売り上げに占める海外比率を現在の1割強から4~5年後には5割に高める計画です。

外国人の新卒採用者も本社の管理職コースへ道を開くなど、人材面から国際競争力を底上げする戦略も取っています。

就業時間の変更はこうした狙いのほか、電話のやりとりが少ない早朝から働けば「集中して仕事ができる」(柳井会長)
との読みもあります。なお、同社には労働組合がないそうです。

投稿者 株式会社マーシャル・コンサルティング

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