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2012年7月17日 火曜日

「熱中症」のリスクと効果的な対策

◆熱中症のリスク
例年よりも早めにクールビズを始める企業もあり、今夏も例年程度の暑さとなるようです。新入社員も現場に配属されて初めての夏を迎えるケースもあるかもしれません。職場・作業場での熱中症対策はお済みでしょうか?
熱中症と聞くと、軽いように思われがちですが、軽度の症状から短時間のうちに重症化して、死に至ることもあります。実際に記録的猛暑となった平成22年には、47人の方が職場での熱中症で亡くなっています。その他の年でも毎年20人前後の方が亡くなっています。
また、亡くならないまでも重篤な症状となれば、その従業員が休んでいる間、ただでさえ人員不足の職場で他の従業員にしわ寄せがいきます。



◆梅雨明け直後が危ない
熱中症発生のリスクが高いのは、梅雨明け直後の体がまだ暑さに慣れていない時期です。時間帯別では、午後2時から4時に最も多く発生しています。
また、建設業、製造業などでは、作業環境によってはこの時期以外でも急に暑くなった日などは要注意です。午前中からのこまめな休憩や水分補給が重要です。また、午前中から12時頃までにも意外と注意が必要だそうです。

◆「めまい」「頭痛」「吐き気」を感じたら要注意
熱中症の初期的症状としては、「体がだるい」「頭痛や吐き気がする」「めまいがする」といった状態が挙げられます。
これらの症状を感じたら涼しいところで水分と塩分を摂り、症状が軽いと思われる場合でも、医師の診断を受けるようにしたほうが安全です。

◆従業員の健康状態の確認を
従業員の健康管理という面からも、作業環境の見直し、その日の体調の確認や前日の深酒・寝不足等への指導、厚生労働省が示している基準に沿った作業計画の見直しが重要です。
日頃の労働衛生教育について、この機会に見直してみてはいかがでしょうか。

企業は社員が健康で安全に仕事を行うことができるように配慮する義務(安全配慮義務)があり
労働契約を結んだ際に、契約書に記載されていなくてもこの義務を契約上負っています。

なお、職場における熱中症の予防対策については、厚生労働省より以下のような指針が出されています。

1.作業環境管理
 ・WBGT値(※)の低減
 ・休憩場所の整備 2.作業管理
 ・作業時間の短縮
 ・熱への順化
 ・水分・塩分の摂取    
 ・服装
 ・作業中の巡視 3.健康管理
 ・健康診断結果に基づく対応
 ・日常の健康管理
 ・労働者の健康状態の確認
 ・身体の状況の確認 4.労働衛生教育 5.応急処置
 ・緊急連絡網の作成・周知
 ・救急措置

※WBGT(Wet-Bulb Globe Temperature)値:
 暑熱環境のリスク度合いを判断するための「暑さ指数」で、
 乾球温度・自然湿球温度・黒球温度から算出する数値

企業の安全配慮義務については、近年では、うつ病の予防等精神衛生面に関する事項がクローズアップされていましたが、今夏は、安全配慮の原点とも言える、社員の身体的負担についてもしっかりと見つめ直してみませんか。

マーシャルでは安全配慮や就業規則の作成・修正(クールビズなど服装の規定)に関するご相談を初回無料で承っております。
社員の安全の配慮に関して、お悩み・ご相談がございましたらお気軽に無料相談のページからお申込みください。

投稿者 株式会社マーシャル・コンサルティング

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