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人事労務管理

2014年11月26日 水曜日

『休憩を任意に分割? ~一斉付与の適用は除外』

Q.当社は労使協定を締結し、1時間の休憩を一斉に与えなくて
  よいこととしていますが、用事があると社員の休憩中でも
  職場に呼び出す管理職が部下からクレームを受けたそうです。
  「10分休憩した時点で呼び出したら、その後50分休憩させ
  てはいけないのか」と問われましたが、どう答えたらよい
  でしょうか。

A.自由な利用確保が前提

  一定の事業を除き、休憩時間は一斉付与が原則ですが、
  これは労働者が休憩時間を自由に利用できることを担保
  するためとされています。しかし昨今は労務管理の個別化
  や自立的な働き方の進展などで、自由利用を担保する手段
  として一斉付与を義務付ける必要が低下しており、一斉
  付与の適用対象事業でも労使協定による適用除外が可能
  です。

  ただし、休憩時間は労働者が自由に利用できることが大前提
  です。労使協定には休憩時間の与え方を定めることが必要
  なので、休憩中に使用者が自由に呼び出せることにはなり
  ません。また、法律上は労働時間の分割に制限はありません
  が(菅野和夫「労働法)、休憩開始から中断までの時間が
  極端に短いと労働から完全に解放されたとはいえず、残り
  時間を付与しても必要な長さの休憩時間を与えていないこと
  になり、違反と判断される可能性もあります。

投稿者 株式会社マーシャル・コンサルティング

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